【教育を学びにニュージーランド留学】学生の半分は社会人のダニーデン教育大学

ニュージーランド

私はニュージーランドのダニーデンと言う町のダニーデン教育大学という所に留学をしていました。現在はオタゴ大学と吸収合併して総合大学の中の教育学部になっています。当時はまだ教育大学として独立していました。

私はそこで初等教育を勉強しました。日本で言うと幼稚園から中学校の2年生くらいまでの子どもたちに行う教育について学び多くの卒業生が初等学校の教員になります。ニュージーランドの大学の場合は当時初等科を卒業した人のみが更に1年から2年通うことで高等学校の教員免許が取れました。

私は以前に短期でニュージーランドを訪問して小学校や中学校を訪問した際に日本との違いを実感しました。そして日本と異なる教育システムについて学んでみたかったので迷わずこの大学に留学を決めました。

学生の半分は社会人経験があり学びなおしに来た人たち

まず驚いたのは学生の半分は社会人の人だということでした。授業でも色々な職業を経験した人や学びなおしたい人が多くいて、議論をしても親の立場や異なる職業からの視点など物事についての考え方が多面的になりそして深めることができました。

これはとても貴重な経験でした。また、入学直後から頻繁に教育実習があり教師として学習していく初期段階から現場を体験して知識や技術を構築することもできました。

卒業する年には、1年の半分以上は学校で過ごし子どもたちと本当の教員のように絆を深めることもできました。そして常に子どもを中心に置いて考え教育を実践する方法を学ぶこともとても貴重な体験でした。現地の先住民の言葉やその文化、どのように新しい文化と融合して未来を創っていくかを考える授業が非常に多く私にとっては新鮮でした。

そして多くの異なるものが共生するためにはどのようなことが必要なのかも学ぶことができて大変貴重でした。原住民の言葉は日本語と似ていて私にはとても身近に感じました。

言いたいことを英語で言えない悔しさを英語力アップの糧にする

一番大きな苦労は言葉です。他の学生と議論するときに思うように自分の意見が全て言えないなど悔しい思いをすることもありました。また教育実習で学校へ訪れた際にアジア人ということで子どもたちから差別的な言葉を投げつけられたり馬鹿にされたりすることもたくさんありました。

これは貧しい地域などで教育が十分行き届かないことによる偏見や誤解でしたが、そこで毎日子どもたちと向き合うことは辛いことでした。また同じ人間でありながら特定の人種と言うだけで差別されることは非常に辛いことでした。

しかしこれらの経験は全て今の自分の土台となりました。世界的な広い視野を持つことができ物事の大切な側面を見失わずに色々な見方ができるようになりました。また異なる人種や文化などに対する理解も深まり同時に自分の母国である日本についての関心も高まりました。そして世界中から来る留学生や現地の先住民の人たちなどとの触れ合いを通して自分が今まで知ることがなかった世界に目を向けて、新しいことをたくさん知ることができました。

自分が学んだことや経験したことを生の言葉で教員になって子どもたちに伝えることができるようになりました。また多少のことには動じずに物事に向き合えるようにもなりました。勿論英語力が飛躍的に伸びたことは言うまでもありません。子どもたちへの接し方も色々と学ぶことができ「人の弱い部分」にも目を向けられるようになりました。

ダニーデン教育大学は教育に興味のある人におすすめ

私が通っていた大学は教育大学なので、教育に興味がある人には本当にお勧めです。また日本とは異なる教育システムに興味がある人や実際に教員として現場に立っている人にもお勧めだと思います。日本では気づくことができない教育の原点のようなものを見ることもでき、教育に関しての新たな方向性も見出すことができると思います。

そして子どもたちと触れ合うことが好きだという人にもお勧めです。貴重な経験も辛い経験も全てがかけがえのない私の財産になっています。

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