上海に1年間留学。中国での生活を通して客観的に日本を見れるようになりました

中国・上海で語学留学

中国の上海で、中国語の語学留学をしていました。上海駅から北側に位置する上海大学に、中国語を学ぶためのコースがあり、そこで一年間の留学生活を送りました。元々は中国語の語学留学の後は、上海大学の本科生になろうと思っていました。でも一年が過ぎると考えが変わり、上海で就職することになりました。

一年間の中国での生活を体験することで発展する中国の時代の流れを感じることができましたし、現地の人が話す生きた中国語を学ぶことができました。上海大学の中国語を学ぶクラスには、色々な国籍の生徒が通っていました。日本や韓国だけではなくアメリカやフランス、インドネシアやタイなど本当に多国籍なクラスでした。こうした生徒と知り合いになれただけでも、人生の大きな収穫でした。

漢字を読めるのは中国語学習に当たってアドバンテージだった

中国語を学ぶにあたり、日本人として今まで気が付いていなかった有利な点を知ることができました。それは日本と中国の漢字は同じ文字がとてもよくて、漢字の読み書きできるということでした。日本人にとっては当たり前ですが、欧米人の生徒にとっては絵や象形文字のように思えるようです。漢字が得意なのは日本人だけで、韓国人も若い世代になると漢字が分からない子がほとんどでした。

とはいえ中国語の発音という点では、日本人はかなり弱いように感じました。欧米人や他の東南アジアの生徒の方が、日本人よりもはるかにきれいな発音をすることができました。これはおそらく日本語の発音には高低差が少なく、舌が訓練されていないためだと分かりました。

また文化という点でも、日本は中国から影響を受けていることが多くて、似ている面がたくさんありました。例えば、お箸をつかってご飯を食べる文化などがあります。中国語と日本語の表現には同じ言葉がたくさんあって、日本文化の由来が中国であることを改めて実感することができました。ラーメンとかチャーハン、ウーロン茶やバンバンジーなどの言葉は、中国語の言葉と全く同じでした。

改めて中国の文化や歴史ははるかに長くて深いなと思い、興味を持ちました。また日本人と中国人は外見が似ているので、欧米人は見た目だけでは見分けが付かないようです。それは私たちが欧米人を見ても、どこの国の人か分からないことがあるのと同じだと思います。

中国に対して偏見がなくなり、国に対して興味を持つようになった

中国に語学留学をして得た大きな収穫は、中国に対する偏見がなくなったことです。以前はテレビのニュースやメディアだけの情報だったので、中国に対してあまり良い印象はなく、偏見がたくさんありました。でも実際に生活して理解すると、良い面と悪い面を肌で感じて情報を得ることができます。

中国の悪い面はやはり人の礼儀正しさなどの人間の質だと思います。最初は失礼な人にいつも腹を立てていましたが、そのうちに悪気があるわけではなく、それが社会全体の習慣なのだということに気がつきました。むしろ日本がいかに礼儀正しいか、逆に気を使いすぎてストレスを感じ易いという公平な考えを持てるようになりました。中国に生活することで、外国人が日本のことをどんな風に見ているのか、日本の良さは何かを客観的に見ることができるようになりました。

中国の留学生活を通して、中国語という地球で十数億の人々が話す言語を習得することができるようになりました。一言で中国人といっても国土の面積は本当に広くて、東西南北で全く異なる文化や生活習慣を持っていますし、56の民族が一つの国で暮らす非常に興味深い国だと分かりました。また大学に通うことで色々な国籍の外国人と友人になることができて、非常に大きな収穫だったと思っています。

今では日中間の国際関係が緊張していますが、中立的な観点で物事を見れるようになりました。中国に留学できて本当に良かったと感じています。

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