【会社の中国進出のため中国へ1年間留学】人の温かさを思い出した大連での1年間

中国留学

数年前、勤めていた会社が中国進出をすることになりました。その為私を含め数人の社員が、それぞれ別々の大学へと語学留学をすることになりました。会社からは、日常生活で困らないくらいの語学力を身につけてくるようにとの指示です。私は中国北部の大連市にある大連理工大学に、1年間の語学留学へと向かいました。

伝えたいことが伝わらずストレスを感じる日々

ほとんど中国語を知らなかった私にとって、中国での生活は結構苦労しました。中国人が何を言っているかも分からないですし、私が喋っても発音が悪いらしく全く通じないなんてことは日常茶飯事です。漢字を書いて見せたりジェスチャーでなんとか通じることもありますけど、自分の口で伝えることがなかなか出来なくてストレスを感じる日々の連続です。

中国語の授業で分からないことがあっても、中国語で質問をしなくてはならなかったことも大変でした。分厚い日中・中日辞典を両手に持って、先生のところまで質問しによく行ってました。

中国人の行動を知ってたくましくなった

暮らしていた寮が、時々停電になってしまうことには驚きました。3日間停電していた時は、お湯も出なくてお風呂に入れず本当に困りました。中国らしいと言えばそれまでですが、なかなか修理してくれないので呆れるのを通り越して可笑しかったです。

しかし苦労しながら異国で生活している中で、良かったことも数多くありました。日本人のようにお行儀があまり良くない中国人は、並んでいても関係ありません。バス停でも、列車の切符売り場でも割り込みなんて当たり前の世界です。そんな中で生活していたので、ちょっとやそっとではびくともしない逞しさや図太さも身につきました。

たくさんの人に支えられ、感謝の気持ちが増した

それから色々な方が私の中国語の勉強に力を貸してくれました。親しくなった大連理工大学に通う中国人学生さんは、会うと必ず私のために一生懸命中国語を教えてくれました。胡麻団子を売っているお店の女の子も、いつも買いに行くたびにゆっくりとした中国語で楽しい話を長い時間してくれました。それでも私が分からない時は、紙に中国語を書きながら教えてくれるのです。多くの方々に支えてもらっていると実感しながらの生活は、人々への感謝の気持ちが以前よりも増した気がします。

美味しい中華料理のお店が沢山あったので、外食することも多かったのですが冬の大連は氷点下の日もあります。近くの市場で野菜やお肉などを買ってきて、寮で料理を作ることもありました。市場の方々と顔見知りになると、街中で私を見かけたらわざわざ走ってきて声を掛けてくれます。買い物をする時にも、びっくりするくらい沢山の果物などをおまけでくれたりもします。

忘れかけていた人の温かさを、思い出させてくれたような素敵な時間

私の中国語が良くなっていると市場の方々が拍手しながら褒めてくれた日もありました。お酒に誘われたこともあって、一緒に楽しく過ごしたこともあります。現地の人々と交流を持てて、本当にいい体験が出来たと思います。忘れかけていた人の温かさを、思い出させてくれたような素敵な時間でした。

たった1年間でしたが、私はかなり中国語が上達したと思います。しっかりと頑張ればかなりの語学上達が期待できます。

たまに中国出張がありますが、中国人と普通に話す分には全く苦労していません。中国語を短期間で身につけたい人にはお勧めです。何より異文化と触れ合いながら、語学を覚えていくことができる環境なので魅力的だと思います。

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