【イタリアの国立大学に美術留学】イタリア語の授業に苦労、試験前には猛勉強したフィレンツェでの生活

フィレンツェ留学

私は数年前にイタリアはフィレンツェの国立美術学院彫刻科へ留学しました。イタリア語は既に何年も学んでいましたので言葉は何とかなるだろうと思っておりましたが、美術史等の講義のある授業で大変苦労しました。

やはり専門用語や特殊な言葉が多く普段使わない単語が沢山出てきましたので、試験前には必死で勉強した思い出があります。先生によっては外国人の言葉の苦労を見越してやや甘く点数をくれたりする場合もありました。彫刻科では制作やデッサンという実践が主なるものでしたので集中力が必要でした。周りのイタリア人たちは高校でもそういったコースに通っていた学生が殆どでしたので、初心者の私は授業に付いて行くのに必死でした。

国立の学校とはいえ、制作に使う材料やツールが充分に整っている環境ではなかったので、自分で買ったり人に借りたりしながら作業を進めて行きました。

刺激的な留学生活。とにかく自分から動くことが大事

先生方は美術学院だからなのか個性的な方々が多く、楽しくもあり難しくもありました。ただ彫刻科のみならず国立大学は急な休講や変更も多く、また事務手続き上での待ち時間が途方もなく長かったりすることがあり、その期間のお陰で本当に忍耐力がついた気がします。

私は日本で大学に進学していませんでしたのでイタリアでの体験が初めてでしたが、自分から積極的に動いていかないと学べるものも限られてしまうということを身を以て感じました。講義の変更や試験の予定などは全て掲示板でチェックし、他の日本人達とも情報交換をしながら根気よく大学生活を送って行きました。生徒達は個性溢れる学生ばかりで、皆自分の主張を持っていましたし個性を活かしていた気がします。

日本人の私はそういった個性に圧倒されてばかりで始めは馴染めませんでしたが、段々時間が経つにつれて打ち解けていくことが出来ました。

フィレンツェは世界遺産もあり素敵な街

私が通っていたのはある程度の経験者でしたら有益かもしれません。講義も含めてイタリア語は初心者レベルでは難しいと思われます。素晴らしい作品さえ作れれば大丈夫だという世界ではありませんでした。コミュニケーション能力だけでなくある程度の筆記能力も必要です。

いずれにせよどういった作品を作っていきたいのか、また自分の好きな世界を熟知しておくことが美術学院での滞在を最大限に活かせるコツだと思います。そして世界遺産が街中に見られるフィレンツェですので、歴史ある作品を毎日目に出来るのは素晴らしいことです。

美術館へも国立大学生の特権で無料だったり割引があるので、足繁く通うことが出来たのは本当に良い経験でした。

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