【イギリス留学準備でトラブル続出】困難を乗り換えた自信が人生に大きな影響をもたらした

イギリス留学準備

21歳の誕生日を迎える数ヶ月前、自分はイギリス留学の準備をコツコツとしていました。

語学と専門知識の両方を学べる専門学校を自力で調べ上げ、下手な英語を駆使しながら何度も英文の手紙を出して願書を取り寄せ、大学の講師の方にも相談にのっていただきながらどうにか入学の手続きにこじつけました。(短大生でしたが、大学部が併設されていたので、色々と助言を聞きに行きました)

憧れのイギリス留学、大好きなシャーロック・ホームズの国、ビートルズの国、そして、多くの留学生が行き交う国として受験する頃からずっと留学したいと願っており、バイトをして資金を貯め奨学金を貰い、親を説得し、やっとの思いで実現した留学でした。

入学予定の専門学校がつぶれる

同級生たちが次々に優良企業に就職して行った春、私は留学の準備に夢中で、一週間後には日本を発つというある日のことでした。英文のファックスが自宅に送られてきたのです。

大学で英文学を専攻していたとはいえ、ファックスの英文を読みこなすのは中々困難でした。当時はまだメールなどと言う便利なものは無く、全ては航空便の手紙とファックス、及び国際電話でやりとりをしていたのです。お世辞にも達筆とは言えない英文の乱暴なつづりと、印刷が悪く殆ど読み取れないようなタイプ文字で書かれていたのは、なんと、私が入学予定の専門学校がつぶれてしまったという内容でした。

パニックに陥った私は大至急航空会社に連絡し、飛行機をキャンセル、事情を聞くために、都内にある、ブリティッシュ・カウンシルというイギリスの公共機関へすっ飛んでいきました。

専門学校が倒産したという事実はどうやら本当らしく、既に送金してしまった入学金や授業料も戻ってきません。こちらに一切の非は無いのにこの仕打ち。私は必死で送金した授業料を返金してもらうよう、拙い英語で何度もかけあいました。

そこでどうにか出てきた妥協案は、専門学校のあった同じ街の、別の学校への入学金と授業料に差し替える、というものでした。悔しくてたまらないと思いましたが、それ以上はどうにも出来ないと言われて仕方なく指定された学校への入学を決めました。そこは語学学校で、専門学校ではなかったので、英語は学べても専門知識は身につけられない教育機関だったのです。一ヶ月遅れの出国になりましたが、私はようやくイギリスへ行くことになりました。

自分が入学したのは南海岸沿いの小さな町、ボーンマスの語学学校でした。

帰国後は英会話教室に就職

学校の授業はそれほど難解なものではなく生活もそれなりに楽しいものでしたが、語学学校でしたので専門知識を学ぶことは出来ず、独自に専門学校へ進む方法を探したのですが中々お金の工面が出来ずに、そのまま語学学校のみ卒業して終わってしまいました。

日本に帰国した後、私はTOEICや英検等を受け、英会話教室に就職しました。本当は、専門知識を学んでそれを生かした仕事に付きたかったのですが、もはやそういうゆとりは残されていませんでした。

留学する春に、入学予定だった専門学校が潰れていなかったら、今とは違う自分だったでしょうか。それは、自分でもよくわかりません。

ただ、憧れのイギリス留学のために必死で勉強したりバイトしたりしてがんばったことは無駄とは思いません。専門知識や語学も重要ですが、「自分はあんなにがんばれた」という自信も、その後の人生に大きな影響をもたらしたのだと思えるからです。

40代女性

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