【パリに大学院留学】文学、思想だけでなく生きたフランス語を学んだ交換留学

フランス・パリで大学留学

私は大学院の修士二年のとき、フランスのパリにあるパリ第七大学(パリ・ディドロ大学)に交換留学しました。私が所属した学部は文学部です。私は日本でフランスの文学やフランス語について学んでいたので、こちらでも同じ分野を選択しました。

文学の授業はさすが本場だけあって、内容もバラエティに富んでいて大変興味深かったです。とはいえ、哲学や文学、そして芸術論に渡る豊富な知識を持った先生方の講義は、正直ちゃんと理解するのに苦労しました。私は授業を理解するのに少しでも役立つよう、あらかじめ関連する書物を学内の図書館で読んだり、ネットで情報を探すようにしていました。

先生にレポートの内容を評価されて嬉しかった

でも外国人であるがゆえ、言葉の問題はいつでもつきまといました。もちろん日本の大学と同じく、学期末にはテストやレポートがあるのですが、テストやレポートとの格闘は非常に大変でした。何しろすべてフランス語で書かないといけないので、ネイティブの生徒に比べると、ずっと時間も労力もかかります。

テストは頑張って答えてみたものの及第点には及ばず苦い思いをしましたが、レポートは以外にも20点満点中13点と健闘しました。先生は「あなたのフランス語は間違いが多い」とコメントしていましたが、言葉でなく内容を評価してくださったようです。私にとって、レポートに13点もらえたことは、留学期間中最も嬉しいことの一つです。このことは今でも、私の自信につながっています。クリスマスも近い季節、遊びに出かける友人たちを横目に、一人図書館で奮闘していた甲斐がありました。

また専門のコースのみならず、外国人向けのフランス語の授業も二コマ受けることにしました。こちらは生徒が皆非フランス人なので、ゆるい雰囲気で楽しかったです。先生も中々ユーモアがある人で、たくさん笑わせてもらいました。それに、色々な国からやってきた生徒たちと話すことができ、とても刺激的でした。授業ではプレゼンの時間もあったのですが、日本のキャラクター文化を紹介したら結構好評でした。

生きたフランス語を触れたこと、外人、外国の文化に触れたことが財産

留学を通して私が学んだことは、世界の多様性と独立心、そして生きたフランス語です。日本にいるとあまり外国人と触れ合う機会はありませんが、こちらには移民や留学生がたくさんいます。それに、私自身もフランスでは異邦人なのです。このように、自分の肌で異文化を体験したことを通して、私の価値観も大きく変わりました。今までは日本しか知らなかったのですが、世の中には本当に色々な文化背景や考え方を持っている人がいるのだということに気が付いたのです。

また、私は留学前まではいつも家族と一緒で一人暮らしをしたことがなかったのですが、異国で一人暮らしをしてみて、自分の中に独立心が育ったのです。誰かに頼ってばかりいないで自分でなんとかしたり、家事をするスキルも身に付きました。さらに言葉の面でも、絶対にフランス語を使わないと生きていけないので、前はあまり話せなかったのに、今では当たり前のようにフランス語を喋ることができるようになりました。それに、直接ネイティブの友達から俗語やよく使われる言い回しを教えてもらうこともできました。なので言語を習得したいと思っている人は、短期でも良いので絶対に現地に留学した方が良いと思います。

私の通っていたプログラムをおすすめしたいのは、フランス文化に関心の高い人です。フランスの文学や思想をある程度知っていて、自分の力を本場で試してみたいという人には相応しいと思います。さらに、フランス語にも磨きをかけたい人にもぴったりです。交換留学はテストもなく簡単に参加できるので、興味のある学生さんは、一度学内の留学課に問い合わせてみることをおすすめします。

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