【中国現地情報】安徽省合肥市で中国語を学んだ1年間の長期留学

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私が安徽省の合肥市と言う場所で中国語を学んだのは今から約10年ほど前のことです。当時の私は大学で中国語を学んだにもかかわらず、ほとんど仕事に使えないようなレベルであったため、少しでも自分の語学の能力を活かしたいという思いと、自分の世界を広げたい、という思いでいっぱいでした。

そのため、北京や上海などの大都市ではなく、ほとんど日本人がいない街を留学先に選ぼうと思いました。甘えが強い自分は、日本人がたくさんいる環境ではすぐに他人に頼ってしまうだろうし、何よりも中国人との距離を近づけるためには留学生の数も少ない方がいいだろうと考えたからです。

そんな私が留学先と決めたのは安徽省合肥市にある安徽大学でした。最初は1年間だけの語学留学の予定でしたが、その後半年延長して、約1年半を留学生として過ごしました。

中国には漢族以外にもたくさんの少数民族がいますが、安徽省はそのほとんどが漢族であり、街中でウイグル族の人を見かけることはあってもその多くは商店を営む人たち位で多数とは言えないくらいの少数派でした。

安徽省は温暖な地域

気候は温暖でしたが、冬になると長江以南の土地では暖房がそれほど普及しておらずとても寒い思いをしましたし、さらに夏は蒸し風呂のように暑い日が続くこともありました。何でも合肥は南京、武漢、重慶と並んで中国4大釜と言われるくらい、中国でも有名なようです。(とは言え、同じように言われている土地は他にもありますが……)

個人的には日本の京都の気候に似ていると感じました。夏暑く、冬の底冷えが酷いのです。けれど春と秋はとても陽気で過ごしやすく、特に春には桜に似た小さな花が街中に咲いていてとても美しかったです。

物価は10年前はそれほど高くなく、一食が約70円から100円くらいで賄えました。ただ、ここ最近の中国の発展は目覚ましく、3年ほど前に訪れた時には日本とかわらないほどの値段のものも売られるようになっていました。またユニクロや無印良品など日本の製品を手に入れることもできるようになっていました。けれど日用品や屋台の食事の値段などはそれほど変わらず、日本に比べるとやすいと思います。

授業はレベル別、少人数なため先生との距離も近い

安徽大学では語学留学以外にも本科に入学して中国人の大学生と一緒に学ぶことができます。私は語学留学だけでしたが、知りあいには語学留学から本科へと進んだ人もいます。留学生数は総数でも50人いるかいないかくらいです。

語学留学の場合は、初級班、中級班、高級班があり、初級班は中国語を初めて学ぶ人のための入門班になっています。留学生の総数が少ないので一クラスの人数もそれほど多くなく、先生との距離も近いです。また日本人の数も少なく、他の国の留学生と会話をするにはどうしても中国語を使わなくてはいけません。なので生活をするためにも絶対的に語学をマスターする必要があるのです。

ただ、街の人はとても優しくてフレンドリーな人が多いです。片言の中国語でも一生懸命聞き取ろうとしてくれますし、困っていることがあってもすぐに助けてくれます。留学生宿舎は旧校舎の中にあるのですが、近くの購買の人たちも親切です。また大学自体が一つの街のようになっており、銀行、郵便局の他にもスーパーや診療所もあるので何かあった時にも安心です。また池やテニスコート、運動場などもあり、ゆっくり散策したりスポーツを楽しむこともできます。

日本に比べて不便なことも多いが、留学先としておすすめ

安徽大学は大都市の大学に比べれば不便なことが多いかもしれません。それでもじっくりと留学生に向き合ってくれる先生、優しい先輩たち、周りの街の人達に支えられて中国語能力を伸ばすことができると思います。都会的で洗練された生活を望む人や、日本と同レベルの生活を希望する人には向いてないかもしれませんが、じっくりと自分の語学力を育てたい人や、中国と言う国について理解を深めたい人はお勧めの留学先と言えると思います。

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