【留学のススメ】ロンドンよりも生活費が安いイギリスのカントリーサイド、「カンタベリー」

イギリス・カンタベリー

カンタベリーはいわゆるイギリスの地方都市で、ロンドンから東に電車で1時間半の距離に位置しています。城壁に囲まれた石畳のカンタベリーのハイストリートは中世の雰囲気をあちこちに残しつつも、所せましと立ち並ぶショップ、カフェ、レストランにはいつも人があふれている、活気ある街です。チョーサーの「カンタベリー物語」で名を知られるイギリス最古のカンタベリー大聖堂が街の中心部にあり、季節を問わず観光客が多く訪れます。

街の喧騒をちょっと離れるとカントリーサイドの美しい景色が広がります。生まれたばかりの子羊が放牧されているのんびりした春の牧場や、白いりんごの花をこぼれんばかりに咲かせている果樹園のある風景は、心がほんとうに穏やかになるひと時です。

イギリス人は保守的な気質だとよく言われますが、地元の人は意外と気さくで、レジに並んでいるときやバスを待っているときなど、知らない人に話しかけられることがよくあります。海を渡るとヨーロッパ大陸という土地柄から、ヨーロッパ出身の住民や学生が多いです。歴史的建造物も多いので、フランスからの小学生の遠足などの光景もよく見られます。

地方都市にしては語学学校も数多くあり、大きい大学が二つある、いわゆる大学町です。そのためいろいろな国籍のカフェ、レストラン、また食材を売る店があります。長期留学の際、やはり母国の味が恋しくなります。今ではロンドンの日系食料品店がイギリス全土に宅配をするようになりましたが、やはり生鮮野菜、冷凍品等は地元での購入が便利です。カンタベリーにはいくつか日本食材を売る店があるので、これも長期滞在者には便利です。

カンタベリーは日本人にも過しやすく、ロンドンよりも生活費が安い

カンタベリーは、イギリスの中では比較的温暖な地域ですが、夏が短くて冬が長いという印象があります。春は遅く、夏場でも雨が降ると気温が急激に下がります。ただ日差しは強く、ちょっと油断をするとすぐに日焼けします。9月に入るともう秋で、サマータイムが終了する10月末にはもうすっかり冬になります。日照時間は少なく、真冬では朝7時過ぎでも薄暗く、午後4時前には暗くなります。ですが寒さのわりに雪は少ないです。

生活にかかる費用ですが、ロンドンよりは安い印象です。ですが、近年インフレが加速気味で、日本と比べると物価高に感じます。日本で用意できるものは持ち込むことをおすすめします。

先述のとおりカンタベリーには教育機関が多く存在し、大学院、学部留学ではカンタベリークライストチャーチ大学と、国内でも名門のケント大学があります。カンタベリー中心部からバスで約10分のケント大学のキャンパスは広大で、広々とした敷地に数々のスポーツ施設をはじめスーパーマーケット、映画館、ナイトクラブ、レストラン、パブ、書店などがそろっておりたいへん便利です。右を向いても左を向いても日本人に出会うロンドンとはちがい、ケントには日本人はそんなに在住していません。

まったく日本人がいないわけではない

日本語のメニューがおいてあるレストランがあるわけではありません。ですが、秀明大学がカンタベリーに独自の留学施設チョーサーカレッジを所有しており、時折日本人らしき学生を見かけます。まったく日本人がいない環境というのは、長期滞在になると案外つらくなるものです。カンタベリーはちょうどよい住みやすさの街だと思います。ロンドンほど遊びの誘惑がないのも、しっかり勉強したい学生には最良の環境だと思います。

とはいえカンタベリーからケントのあらゆる方面にバスが充実しているし、電車でロンドンもそう遠くありません。ユーロスターに乗ればパリまで2時間です。せっかくのこの機会に思いっきり勉強して、遊ぶときにはめいっぱい遊んで楽しい時間をすごし、実り多い留学生活をおくってください。

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